[ うなじに ]

彼女の身体が震えるように波打った。

「……?」
「う、うん、な、なに?」
「もしかして」

ベットに組敷いて、背後から襲いかかる。

「止めて!」

静止を聞かず。髪をかきあげ、うなじにくちづけ。
すると彼女が小さく痙攣した。

「や、やだぁ」

の性感帯。
知ったら止められない。
くちづけて、離れて、胸を揉んで、くちづけて。
涙目で「静くんのバカっ!」と言われるまで舐めて、吸って。





「バカー!! もう静くんとはちゅーしない!!」

床に手をついて落ち込む。
素でそんなポーズをとってしまった。